埼玉大学調節生理学研究室

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研究内容

実験動物について

当研究室では、げっ歯類(マウス等)、鳥類(ウズラ)、両生類(カエル)を用いて様々な研究を行っています。動物を用いた実験は、埼玉大学実験動物指針に基づき、行われています。

げっ歯類(rodents)

単純にげっ歯類と言っても、いろいろな種・系統があり、それぞれに特徴があります。私たちの研究室では、 主にラット・マウス・スナネズミ・ハムスターで研究を行っています。

マウス(mouse)

成体になると体長が15cmくらいまで成長する小型のネズミで、一般にハツカネズミと呼ばれているものを、 実験用に飼育・馴化したものです。 BALB/C、C57/BL6、DDY、ICR(CD-1)などの系統があります。また、当研究室では、grt、Tfmと 名付けられた突然変異マウスも扱っています。

C57/BL6
C57/BL6

系統名のBLが示すように黒いマウスで、繁殖力・生命力が強いため飼育しやすいのですが、少し気性が激しく、よく噛もうとします。(臆病なだけかも?) アルコール嗜好性が高いと言われています。亜系統として、C57BL/6 J, 6 N, 6 Cr,などがあり、6 J系はメラトニン合成酵素が欠損していると言われています。

grt(成長遅延症マウス)
grt(成長遅延症マウス)

下垂体性の矮小マウスとして知られるdwマウスの系から近年単離された成長障害を示す新たな系統で、その成長抑制はdwの場合と異なり一過性で、1年ほどで成長遅延の回復が認められます。

grtマウスでは血液中のTSH(甲状腺刺激ホルモン)濃度が高いのにも関わらず血液中のT4濃度は低いことなどから、甲状腺の機能低下がその原因と考えられています。  

現在、当研究室ではこの甲状腺の機能異常と、これに伴う下垂体細胞層の変化、及び生殖機能の異常などに関する解析を行っています。 

ラット(rat)

ラット(rat)
ラット(rat)

人に慣れやすく、頭が良い。当研究室では学習行動実験に用いています。

鳥類

げっ歯類をはじめとする哺乳類と違い、卵生のため、発生過程における様々な研究に広く用いられています。当研究室では、この特徴を活かして、環境ホルモンが個体の発生(特に性分化)に与える影響などを検討しています。また、鳥類特有の免疫器官であるファブリキウス嚢を用いた研究も行っています。(性分化・ファブリキウス嚢)

ニホンウズラ(Japanese quail)
ニホンウズラ(Japanese quail)

ニワトリと比較しても、小型で飼育が容易なことから、実験動物として広く利用されています。

両生類

ウシガエル(bullfrog)
ウシガエル(bullfrog)

大型のカエルで、食用ガエルとしても知られています。

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